凍月麗屡

2004年8月26日
美しく凍った月に



映る貴方は逆さの微笑み






鏡を砕く冷たさで






瞳さえも忘却の彼方






麗しく輝く空に





散るだけの花弁を




凍てつく偽りに乗せて






貴方に届けて上げましょう











漂えば・・・・・只






彷徨えば・・・・・・・未だ








貴方には見えるでしょう



月の雫が悲鳴を上げる其の姿






妖艶な迄に麗しく



輝き続ける其の痛み







鏡に映した反転の





偽りしか無い笑みを称えましょう









凍てつく月に問うがいいわ








自分の罪が何たるかを・・・・・・・・・









 

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